尾崎世界観さん(1984年11月9日生まれ)と、あいみょんさん(1995年3月6日生まれ)の間には、10歳(学年では11年)の年齢差があります。この世代差を感じさせない深い結びつきを生んだ馴れ初めは、2018年春に実施された大阪のラジオ局・FM802の「ACCESS!」キャンペーンでした。
この企画で尾崎世界観さんが書き下ろした楽曲『栞(しおり)』に、あいみょんさん、片岡健太さん(sumika)、GENさん(04 Limited Sazabys)、斎藤宏介さん(UNISON SQUARE GARDEN)、スガシカオさんという豪華ボーカリスト陣が参加しました。とりわけ、尾崎さんの描く文学的で痛みを伴う歌詞世界と、あいみょんさんの持つ圧倒的な歌唱力・表現力の化学反応は凄まじく、リリース直後から日本の音楽シーンで大きな反響を呼びました。
実は、あいみょんさんはデビュー前からクリープハイプの熱狂的なファンであったことを公言しています。2018年10月に放送されたフジテレビ系『ボクらの時代』で共演した際、あいみょんさんは尾崎さんを前にして「自分の音楽のルーツであり、憧れの存在」といったニュアンスの敬意を隠さず語っていました。一方の尾崎さんも、当時のインタビューや自身のエッセイ等で、あいみょんさんの歌詞の鋭さやメロディセンスを高く評価しており、「ファンと憧れのアーティスト」という関係から「互いの才能に惚れ込む対等な表現者」へと昇華したことが、交際へと発展した最大の理由とみられています。