2007年の代表デビュー以来、およそ20年にわたって前線を牽引し続けたエディン・ジェコ。クラブキャリアにおいてもヴォルフスブルク、マンチェスター・シティ、ASローマ、インテルと欧州のメガクラブを渡り歩き、シャルケに身を置く現在に至るまで第一線でゴールを奪い続けてきました。
彼が刻んだ通算151試合出場、そして73ゴールという数字は、ボスニア・ヘルツェゴビナサッカー史上において圧倒的な歴代最多記録です。単なるストライカーの枠にとどまらず、長身を生かしたポストプレー、左右両足からの正確無比なシュート、そして精神的支柱としてピッチ内外でチームを鼓舞し続けました。
自身のSNSで代表引退表明を行った際、ジェコは「祖国のユニフォームを着てピッチに立つことは、私の人生において最大の誇りだった」と胸中を吐露。10月2日に予定されるUEFAネーションズリーグ・スウェーデン戦がラストマッチとなることが確定し、現地のサポーターやメディアは「一時代の終わり」を惜しみつつも、偉大なるキャプテンに対する惜しみない賛辞を寄せています。