ボウリング場に常備されている「ハウスボール」と、ボウラーが特注で作る「マイボール」では、ボール内部の構造や表面素材が根本から異なります。そのため、ハウスボールでカーブを投げる際には特有の工夫が求められます。
| 比較項目 | ハウスボール(館内備品) | マイボール(専用球) |
|---|---|---|
| 内部構造(コア) | 均一な球体(転がりやすさのみ重視) | 非対称コア等(回転時に起き上がる設計) |
| カバーストック(表面素材) | 硬質ポリエステル(レーンの油で滑る) | ウレタン/リアクティブ樹脂(高摩擦) |
| 指の握り方 | コンベンショナル(第2関節まで深く入れる) | フィンガーティップ(第1関節のみ入れる) |
| 曲がりやすさと挙動 | オイルの上では滑り、ドライ部分で微弱に曲がる | オイルを噛みながら滑走し、奥で強力に曲がる |
ハウスボールを曲げる場合、表面が滑りやすいため、レーン中央のオイルが厚いエリアを通すとそのまま滑って直進してしまいます。曲げるための鉄則は、「レーン外側のオイルが薄いエリア(ドライゾーン)を走らせること」です。また、親指を深く入れすぎると抜けが遅れて手首を痛める原因になるため、親指の腹を穴の壁面に軽く沿わせる程度の浅めのグリップを意識することが有効です。