一方で、検索サジェストには『貴方の恋人になりたい うざい』といったネガティブなキーワードや、歌詞のふりがなを求める検索が散見されます。この背景には、大ヒット曲ゆえの宿命と、世代間の楽曲認識の混同が存在します。
過剰露出による「ショート動画疲れ」の心理
TikTokやInstagramのリールを開くたびに同じフレーズが無限に再生される状況が数ヶ月続いたことで、「曲自体は好きだが、どこへ行っても流れていて食傷気味になった」「あざとい使われ方に辟易した」というリスナーの率直な反応が「うざい」というワードに繋がったと分析されます。これは現代のバイラルヒットが抱える不可避の副作用です。
阿部真央の名曲「貴方の恋人になりたいのです」との混同
もう一つの大きな要因は、シンガーソングライター・阿部真央が2009年にリリースした名曲『貴方の恋人になりたいのです』との混同です。タイトルが極めて酷似しているため、歌詞サイトで「歌詞 ふりがな」を探すユーザーや、カラオケで検索するリスナーの間で、両楽曲のクリエイターや世界観が混同されるケースが多発しました。阿部真央の泥臭く情熱的な恋心と、チョーキューメイの軽やかで洒脱な恋心は、音楽的アプローチにおいて全く異なる魅力を持っています。