支柱の組み方にはいくつかの定型パターンが存在します。栽培場所の広さや植え付け本数に応じて、適切な方式を選び分けましょう。
1. 露地栽培で圧倒的な強度を誇る「合掌式」
畝を挟んで両側から支柱を斜めに交差させ、上部に横通しの支柱を1本渡して「Aの字」のような立体構造を作る方法です。交差部分を園芸用結束バンドや針金でしっかりと固定することで、台風や夕立に伴う突風に対しても極めて高い耐久性を発揮します。2条植え(2列)で複数の苗をまとめて育てる場合に最も適した方式です。
2. プランター栽培や省スペースに適した「直立式」
株元から少し離れた位置に支柱を1本垂直に立てる、最もシンプルで場所を取らない方式です。ベランダのプランター栽培ではこれが基本となります。ただし、強風が吹くと土ごと傾きやすいため、プランターの縁にある支柱ホルダーを活用したり、プランターの底まで深く差し込んだりする工夫が不可欠です。また、3〜4本の直立支柱を上部で束ねてピラミッド状にする「あんどん式」にアレンジすると、強度が劇的に向上します。
3. 誘引の手間を大幅に軽減する「らせん支柱」
支柱自体が螺旋(らせん)状にうねっている特殊な支柱です。主茎をらせんの溝に沿わせて巻き付かせるように誘導するだけで固定できるため、紐で結ぶ作業を最小限に抑えられます。ミニトマトを手軽に育てたい都市部のガーデナーに非常に人気の高い資材です。