Discover expert perspectives surrounding 初心者向け玉ねぎの植え方完全ガイド!プランター栽培のコツと疑問を徹底解説.

玉ねぎの栽培期間は約7か月に及びます。その大部分を占める冬の間は、目に見える成長が止まりますが、地下では越冬のための微小な根が張っています。

冬場の水やり頻度と注意点

畑栽培では冬場の降雨のみで原則水やりは不要ですが、ベランダのプランター栽培では雨が当たらないため完全な放置は枯死を招きます。冬の間は土の表面がしっかり乾いた数日後の午前中に、表面を湿らせる程度の適度な水やりを行います。夕方に水やりをすると夜間の冷え込みで鉢土が凍結し、根を傷めるため厳禁です。

追肥は「2回」で完結させる

玉ねぎの肥料管理は引き算の美学です。春以降に肥料分が土中に残っていると、球が腐敗しやすくなり貯蔵性が壊滅します。

  • 1回目(冬越し前の活着期):12月中旬〜下旬。株を丈夫にして寒波に耐える基礎を作ります。化成肥料を1株あたりティースプーン半分程度軽く施します。
  • 2回目(生長再開期・止め肥):2月下旬〜3月上旬。暖かくなり球が肥大を始める直前のエネルギー補給です。この2回目の追肥を「止め肥(とめごえ)」と呼び、3月中旬以降は絶対に肥料を追加してはなりません。

トウ立ち(ネギ坊主)とべと病の予防

暖冬や肥料切れ、または3月以降の過剰な肥料などによって、春先に株の中心から硬い花芽(ネギ坊主)が伸びてくることがあります。見つけ次第、根本から手で摘み取ることで、養分が花に取られるのを最小限に食い止めます。

また、春の長雨期に最も発生しやすい糸状菌の病気がべと病です。葉に黄白色の斑点が現れ、やがて株全体が縮れて枯死します。予防策として、風通しの良い日当たりに置くこと、泥はねを避けるマルチの利用、密植を避けて密生した下葉を取り除くことが決定打となります。