エンゼルマークに関しては、昭和の時代から現在に至るまで、まことしやかに囁かれる「パッケージの外観でエンゼルの有無を見分けられる」という都市伝説(識別法)が存在します。「製造番号の末尾が特定の数字だと当たり」「くちばしの折り目のズレや印刷の濃淡で見抜ける」「重さを精密スケールで測るとコンマ数グラム重い」といった噂です。
しかし、結論から言うと現代の製造ラインにおいて外箱からエンゼルを完全に見分けることは不可能に近いのが実情です。
森永製菓の品質管理およびパッケージ印刷工程は年々アップデートされており、かつてネット上で話題になった「印刷のバリ(突起)の位置」や「ロット番号の規則性」などは、工場側のランダム封入システムや複数ラインの統合によってすでに対策・均一化されています。また、中身のピーナッツやキャラメル自体に個体差(0.5g〜1g程度の重量のばらつき)があるため、キッチンスケールで重さを測ってエンゼルを当てようとする試みも全く意味を成しません。
さらに注意したい盲点として、「大玉チョコボール(袋タイプ)」などの一部派生商品にはエンゼルマーク自体がついていないケースがあるという点です。エンゼルを狙って購入する際は、必ずパッケージ表面に「エンゼルが出たら…」の表記がある箱タイプを選ぶ必要があります。