What are the facts regarding 「Gt-Rはスカイラインの上位グレード」は本当?歴史的変遷と現在の位置づけを徹底検証? Explore the insights in this feature article.

自動車ファンの間でも世代によって意見が分かれがちな「GT-R=スカイラインの最上位グレード」という言説。この命題に対する正確な回答は、「2002年のR34生産終了までは正解、2007年のR35発売以降は誤り」となります。

かつてのスカイラインGT-R(ハコスカPGC10からR34まで)は、量産実用セダンやクーペである「スカイライン」の車体をベースに、レース用エンジンや高度な駆動システムを組み込んだホモロゲーションモデル的な存在でした。ベースとなるスカイラインにファミリー向けのグレードやGT系が存在し、その頂点に「GT-R」が君臨していた構造です。

しかし、2007年12月に発売された「日産・GT-R(CBA-R35)」では、車名から完全に「スカイライン」の冠が外れました。プラットフォームからエンジン、トランスアクスルレイアウトに至るまで、完全にGT-R専用としてゼロから開発されたのです。この時点で、両者の関係は「親子関係(ベース車とグレード)」から「日産ポートフォリオ内の全く異なる兄弟・別車種」へと構造変化を遂げました。