2020年の緊急公開から5年以上の歳月を経て、ストリーミング9億回再生という金字塔を打ち立てた『水平線』。この曲が時代に消費されず、今なお瑞々しい輝きを放ち続けているのは、私たちが生きる世界が決して綺麗な物語だけで完結しないことを、清水依与吏の言葉が誰よりも知っているからです。
理不尽な喪失や思い通りの結果が得られない悔しさは、人生のあらゆる局面に現れます。そんな時、『水平線』は無理に前を向くことを求めず、「悲しみを抱えたままでも、あなたはあなたのままで生きていていい」と静かに語りかけてくれます。『どうしてもどうしても』とともに新たなステージへと歩みを進めるback numberの音楽は、これからも迷い立ち止まるすべての人々の足元を、優しく照らし続けていくはずです。