視覚的なアプローチにおいても、本作は卓越した完成度を誇ります。PV(ミュージックビデオ)のコンセプトは、ショーウィンドウの中に飾られた「マネキンに扮した嵐の5人」が、閉店後の夜に動き出し、生き生きと歌い踊るというファンタジックな演出です。
普段はクールな衣装をまとったマネキンが、音楽の魔法によって人間らしい温かみと笑顔を取り戻していくストーリーは、メンバー5人の仲の良さや和気あいあいとした空気感を余すところなく伝えています。撮影現場では、マネキンとして微動だにせず静止するカットで、相葉雅紀さんや二宮和也さんが思わず笑いを堪えるのに必死だったという微笑ましいエピソードもメイキング映像や当時のインタビューで明かされています。
また、コンサートや音楽番組で披露されるキャッチーな振り付けも、楽曲の人気を支える大きな要素です。特に以下のポイントは、ファンならずとも自然に体が動いてしまうほど浸透しています。
- イントロのステップ:軽快なリズムに合わせて、5人が横一列からフォーメーションを変えながら弾むようにステップを踏むオープニング。
- 「光り輝く」の手振り:サビの冒頭で、両手をキラキラとさせながら広げる視認性の高いハンドダンス。
- 終盤のハートマークと指差し:メンバー同士が目を合わせて笑顔を交わし、カメラに向かって指を差す王道のアイドルパフォーマンス。
国立競技場や5大ドームツアーといった巨大会場において、7万人規模の観客が一斉にこの振り付けを踊る光景は圧巻であり、演者と観客の境界線を溶かす嵐のライブの象徴的なハイライトとなっていました。