災害時やフードを切らしてしまった際、「猫が好きな食べ物で家にあるもの」や「猫が好きな食べ物をコンビニで調達できないか」と探す場面は珍しくありません。しかし、人間用の加工食品には猫にとって有害な添加物や塩分が多く含まれています。
緊急時にコンビニや自宅キッチンで調達できる安全な食材は以下の通りです。
- サラダチキン(プレーン・無塩タイプ):コンビニで購入可能ですが、必ず原材料を確認し、玉ねぎエキス、ガーリック、香辛料、食塩が含まれていない純粋な鶏胸肉を選ぶ必要があります。
- 茹でた鶏ささみ・胸肉:自宅で調達できる最良の食材です。調味料を一切使わず、熱湯で中心部までしっかり火を通したあと、人肌程度に冷まして細かくほぐして与えます。
- 水煮のツナ缶(食塩無添加・オイル不使用):オイル漬けや野菜スープ入りの缶詰は厳禁です。「食塩・油無添加の純粋な水煮」のみ、スプーン1杯程度をぬるま湯で薄めてスープ状にして与えます。
- 固ゆで卵の白身・黄身:アビジンという酵素が生卵の白身に含まれておりビオチン欠乏症を引き起こすため、生卵は厳禁です。完全に火を通したゆで卵を少量与える程度であれば良質なタンパク源となります。
なお、コンビニで手軽に買える魚肉ソーセージやチーズ、ちくわなどの練り製品は、猫の腎臓に壊滅的な負担をかけるリンや塩分が大量に含まれているため、どれほど欲しがっても与えてはなりません。