時代を動かすカリスマでありながら、若い頃の木村拓哉さんが男女問わず愛された最大の理由は、気取らない「庶民派な素顔」とのギャップにありました。その最も有名なエピソードが「吉野家のつゆだく秘話」です。
多忙を極めていた1990年代半ば、ドラマ収録の合間や深夜の仕事終わりに、木村さんが好んで駆け込んでいたのが牛丼チェーンの「吉野家」でした。当時のラジオ番組『木村拓哉のWhat's UP SMAP!』やテレビ番組内で、木村さんが「吉野家では牛丼の並・つゆだく、それに生卵と味噌汁を頼むのが俺の定番」と熱っぽく語ったところ、翌日から全国の吉野家で「つゆだく」を注文する若者が殺到したのです。本来は裏メニュー的なオーダー用語だった「つゆだく」という言葉が全国区の一般用語として定着したのは、紛れもなく若き日の木村さんの影響でした。
20年ぶりの帰還で再注目!「ギャツビー(GATSBY)」CMダンスの衝撃
もう一つ、親しみやすさとカッコよさの融合として記憶されているのが、マンダムの男性用化粧品ブランド「GATSBY(ギャツビー)」のCMです。2006年当時、30代に入ったばかりの木村さんが、ヘアジャムやムービングラバーのCMで披露したコミカルかつキレキレのロボットダンスは、中高生から社会人までがこぞって真似をする大ブームとなりました。
そして2026年9月、木村さんが約20年ぶりにギャツビーのCMに再起用されたニュース(報道:ハフポスト等)は、日本中に歓喜の声を巻き起こしました。53歳となった木村さんが見せた、若い頃と変わらぬ、いやそれ以上に洗練されたキレキレのダンスパフォーマンスに対し、SNS上では「懐かしすぎて涙が出る」「20年経っても進化して帰ってきた」「やっぱりキムタクは永遠のアイコン」と絶賛のコメントが相次いでいます。