那須高原には数多くのテーマパークや動物施設が点在していますが、その中でも南ヶ丘牧場のリピーター率は群を抜いています。最大の理由は、1948年(昭和23年)の創業以来守られ続けている「入場料無料」のポリシーにあります。
一般的な観光牧場では、大人1人あたり1,000円〜1,800円程度の入場料と、500円〜1,000円ほどの駐車料金が発生します。4人家族で訪れる場合、ゲートをくぐるだけで4,000円〜6,000円の固定費がかかってしまう計算です。しかし南ヶ丘牧場ではこの初期コストが「ゼロ」であるため、「那須ドライブの途中に30分だけ立ち寄ってソフトクリームを食べる」「子どもが動物ふれあいだけを楽しむ」といった柔軟な使い方が可能です。
さらに、姉妹牧場である福島県猪苗代町の「磐梯高原 南ヶ丘牧場」とあわせ、那須・会津をつなぐゴールデンルートの拠点としても機能しています。物価上昇でレジャー予算の選択と集中が進む中、「使った分だけ支払う」という明朗会計システムが、現代のファミリー向けレジャーのニーズと完全に合致しているのです。