渋谷警察署の裏手エリアに位置する「牛かつ もと村 渋谷店(本館)」の周辺には、時間帯を問わず独特の熱気が漂っています。平日の昼時であっても階段の上まで行列が伸び、週末になれば待ち時間は120分を超えるケースも日常茶飯事です。並び列の顔ぶれを確認すると、全体の7〜8割以上を訪日外国人観光客が占めていることがわかります。
この爆発的な人気の背景には、欧米やアジア圏のトラベルインフルエンサーによるTikTokやInstagramでの拡散があります。「自分で熱々の石盤を使って焼き上げる体験型和食」としての魅力が動画プラットフォームと極めて親和性が高く、東京観光の必須ルーティンとして定着しました。さらに、渋谷駅周辺の再開発が進む中でも、昭和レトロな佇まいを残す地下へのアプローチそのものが「隠れ家的なローカル体験」として海外旅行者の好奇心を刺激しています。