おけまる水産の意味と由来を紐解くと、若者特有の柔軟な言葉遊びのプロセスが見えてきます。ベースとなっているのは、英語の「OK(オーケー)」です。了解や承諾を示すこの言葉の末尾に、日本語の句点である「。」(まる)を文字通り読み上げた「おけまる」という表現がまず誕生しました。
当時、文末に句点をつける代わりに「まる」と発音・表記するスタイル(例:「〜ですまる」など)が女子中高生の間で流行していました。その代表格であった「おけまる」に、24時間営業の海鮮居酒屋チェーンとして全国的に知られる「磯丸水産(いそまるすいさん)」の名称がドッキングしたものが「おけまる水産」です。
海鮮居酒屋と女子高生という一見ミスマッチな組み合わせですが、街中の派手な看板で日常的に目にする知名度の高さと、「〜まる」という共通の音から連想ゲームのように結合しました。なお、後半の「水産」自体に特別な意味はなく、純粋に声に出したときのリズム感と語呂の良さを楽しむために付け加えられています。