Take a look at expert analysis concerning 千と千尋の謎の食べ物は何?お父さんが食べたブヨブヨの正体とジブリ公式見解を徹底解剖.

このブヨブヨの正体として、ファンの間で長年にわたり最有力候補とされてきたのが、台湾の伝統的な軽食「肉圓(バーワン)」です。

肉圓とは、サツマイモやトウモロコシなどのデンプンで作ったプルプルの半透明な生地の中に、豚肉やタケノコ、椎茸などを詰めて蒸し、さらに低温の油で揚げて甘辛いタレをかけた料理です。外見のゼラチン質のような質感や、箸で持ち上げたときの垂れ下がり方、具材の詰まり具合は、作中のブヨブヨ料理と極めて酷似しています。

さらに、『千と千尋の神隠し』の街並みが台湾の観光地「九份(ジョウフン)」に似ているという噂が観光ブームとともに世界中に広まったことで、「九份の夜市で食べられている肉圓がモデルに違いない」という説が決定打のように語られるようになりました。しかし、宮崎駿監督自身は過去のインタビューで九份を直接のモデル地とした説を否定しており、肉圓説もまたファンの連想から自然発生した民間伝承のひとつに過ぎませんでした。