一般公開に先駆けて報道陣や関係者に公開されたフェーズ1(第1期エリア)の敷地内は、従来の「スマートシティ」という言葉から連想される無機質なビル群とは一線を画す空間が広がっています。敷地面積は約5万平方メートル(東京ドーム約1個分)からスタートし、最終的には約70万8,000平方メートルへと順次拡大される計画です。
街の最大の特徴は、地上の道路が用途別に3つのレーンに完全分離されている点にあります。
- 自動運転・モビリティ専用道:トヨタの次世代電気自動車(BEV)「e-Palette(イーパレット)」などの自動運転車両が走行するスピーディーなレーン。
- パーソナルモビリティ・歩行者共存道:1人乗りの小型モビリティや自転車、歩行者が緩やかに交わるプロムナード。
- 歩行者専用道(リニアパーク):緑豊かな公園のような遊歩道で、小さな子どもや高齢者も安心して歩ける空間。
さらに驚くべきは、地上からは一切見えない「地下にもうひとつの街(地下物流ネットワーク)」が構築されていることです。悪天候や地上交通の影響を受けない地下通路を自律走行ロボットが走り回り、各住戸のエレベーターと連動して日用品や宅配便を自動で届ける仕組みが実装されています。
| 項目 | フェーズ1(初期稼働)の詳細データ | 全体計画・今後の展望 |
|---|---|---|
| 所在地 | 静岡県裾野市御宿(東富士工場跡地) | 同敷地内でフェーズ2以降を順次開発 |
| 敷地面積 | 約5万㎡ | 全体で約70万8,000㎡ |
| 住民(Weavers)規模 | 当初は約100名 → フェーズ1全体で約360名 | 将来的に約2,000名規模を想定 |
| 一般人の見学・来街 | 原則立ち入り禁止(関係者・招待者のみ) | 2026年度以降、一般の来街者受け入れを計画 |
| 参画パートナー企業 | ダイキン、日清食品、UCC、ダイドー、増進会(Z会)等 | スタートアップ・大学・研究機関を公募拡大 |