読者が疑問に感じやすい核心的なポイントについて、Q&A形式で解き明かします。
Q:どちらも「積極財政」を口にすることがあるが、何が違うのか?
A:規模感と目的の力点が大きく異なります。山本氏は「日本は財政破綻しない」という前提に立ち、消費税廃止と継続的な現金給付など、家計と個人への直接支援に最大の重心を置きます。対する小野田氏は、国内産業の育成やインフラ投資など「経済安全保障」の観点での国力強化を重視し、党内での責任ある財政支出を志向します。個人の可処分所得を底上げしてデフレを脱却させようとする山本氏と、国家主権の防衛や供給網の自立を軸に据える小野田氏という対照的な視座があります。
Q:外国人受け入れや出入国管理における決定的な溝はどこにあるのか?
A:小野田氏は「法治国家としての公正さ」を最優先し、不法滞在の厳格な取り締まりや、国民の生活・安全を守るための制度是正を主張します。「合法か違法かの話であって差別ではない」という彼女の明快な論理は、既存制度の緩みに危機感を抱く有権者から強い共鳴を得ています。一方の山本氏は、技能実習生などを受け入れながら低賃金で酷使する社会構造そのものを「人権侵害かつ実質的な労働ダンピング」と弾劾し、労働者の権利保障と難民認定制度の抜本的見直しを訴えます。