長年、京都駅から伊丹空港へ向かうリムジンバスを利用する際、八条口の券売機に並んで紙のチケットを購入するか、あらかじめチャージした全国相互利用対応の交通系ICカード(Kitaca、PASMO、Suica、manaca、TOICA、ICOCA、はやかけん、nimoca、SUGOCA、PiTaPa)をタッチするのが通例でした。しかし、観光需要の拡大とインバウンド客の急増に伴い、券売機前には長蛇の列が生じ、発車直前の購入が間に合わないトラブルが頻発していました。
こうした混雑を解消すべく、運行各社は2026年2月、Visa、JCB、American Express、Diners Club、Discover、銀聯といった主要国際ブランドのクレジットカードタッチ決済を一斉にスタートさせました。これにより、普段利用しているタッチ決済対応カードや、Apple Pay・Google Payに登録したスマートフォン、スマートウォッチを乗車口の専用リーダーにかざすだけで改札が完了します。
これまでの決済フローと比較した最新の乗車手順は以下の通りです。
| 決済方式 | 乗車の流れ・手順 | 利用時のメリット・注意点 |
|---|---|---|
| クレジットカード等のタッチ決済 | バス乗車口の専用読取機にタッチして乗車 | 券売機での購入不要。事前のチャージ残高不足の心配もない |
| 交通系ICカード(全国10種) | バス乗車口のIC読取機にタッチして乗車 | 乗車前に運賃分の残高が必要(車内チャージは対応外の場合あり) |
| 紙の乗車券(券売機) | 京都駅八条口の券売機で購入し、係員に提示 | 現金利用が可能だが、ピーク時間帯は券売機前の行列に並ぶ必要あり |
乗車時の動作がワンアクション化されたことで、乗降口付近での滞留時間が大幅に圧縮され、バスの定時出発にも好影響を与えています。