佐賀新聞が報じた白石町の来訪者アンケート調査結果によると、道の駅しろいしを訪れた町外利用者の約6割が「満足」と回答しています。来訪動機の大部分は「農産物直売所での買い物」や「特産品の購入・グルメ」であり、物販・飲食施設としての満足度は極めて高水準にあります。
しかし、自治体や地域創生の観点からは別の課題も浮き彫りになっています。以下の比較データは、アンケートから読み取れる利用者の実態と観光波及効果のギャップを整理したものです。
| 調査項目・指標 | アンケート結果・現場データ | 分析と今後の課題 |
|---|---|---|
| 施設満足度(町外客) | 約60%が「満足」と回答 | 野菜の鮮度、価格、スタッフの接客が高評価を牽引 |
| 主な来訪目的 | 直売所(買い物)・レストランでの食事 | 目的が明確な反面、施設単体で消費行動が完結しやすい |
| 町内観光地への周遊率 | 「道の駅のみ立ち寄り」が多数派 | 稲佐神社や縫ノ池など、町内スポットへの回遊促進が急務 |
| リピート意向 | 季節ごとの農産物を目当てに高い再訪意向 | 季節限定イベントや観光案内所の情報発信強化が鍵 |
データが物語るように、「買い物をしてすぐに高速や幹線道路へ戻ってしまう」という通過型・単発利用の多さが課題です。点から面への観光周遊へとつなげる施策が、今後の地域経済循環における重要なテーマとなっています。