「せっかく行ったのに、奥の岩陰で丸まって寝ていて背中しか見えなかった」という声は少なくありません。トラ科の動物は本質的に薄明薄暮性(明け方と夕方に活発化する生態)を持つため、日中の正午から14時頃までは睡眠・休息時間にあたります。
躍動感のある姿や、水浴びをする迫力のシーンを狙うのであれば、以下のタイムスケジュールで見学ルートを組み立てるのが理想的です。
- 10:00〜11:00(朝のゴールデンタイム):展示場に出てきた直後。なわばり巡視のために獣舎のガラス際を頻繁に往復歩行(パトロール)するため、真正面からの写真撮影に最適。
- 11:30〜14:30(休憩・遊園地タイム):トラが昼寝に入る時間帯。この隙に人間側も園内レストランでの昼食や、遊園地エリアのアトラクション巡りに充てるのが賢明な混雑回避術。
- 15:00〜収容まで(夕方の覚醒タイム):夕飯の時間を察知し、獣舎内を活動的に動き回る。飼育員がバックヤードで準備を始める気配を感じ取ると、立ち上がって部屋の扉を見つめるなど、緊張感ある野生の眼差しが戻る。
ガラス面の映り込みを防ぎたい場合は、偏光フィルター(C-PL)を装着した一眼カメラや、ガラス面にスマートフォンを可能な限り近づけて遮光する撮影テクニックが有効です。